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週間React Native #10

2025-11-10 / #10

RCT_EXPORT_MODULEが削除され、React Nativeの起動時間が高速化

旧ArchitectureのNative Modulesで利用されていたRCT_EXPORT_MODULEが削除され、React Nativeの起動時間が高速化します。 こちらはすでにmainブランチにマージされ、次のReact Native 0.83で完全にNew Architectureに切り替わる予定です。

Snapが新しいクロスプラットフォームのUIフレームワークである「Valdi」を公開

Snap社内で利用されていた、TypeScriptでUIを定義してiOS/Android/macOSのネイティブビューにコンパイルすることが出来るValdiが公開されました

https://github.com/Snapchat/Valdi

次のようなコードで、Nativeにレンダリングされます。

レイアウトエンジンとして、React Nativeと同様にYogaが利用されています。 半年前にはByteDanceのLynxなども発表され、いろいろな企業が内部的にJSでモバイルアプリを開発していたのが分かって面白いですね。

react-native-wgpu 0.4.0の登場

React NativeでWebGPUが動くreact-native-wgpu 0.4.0がリリースされました。 Webもサポートされ、react-native-wgpuで実装したものがiOS/Android/Web/visionOSと様々なプラットフォームで動作するようになりました。

Software Mansionが公開しているTypeGPUも、React Nativeのサポートでこちらのreact-native-wgpuが利用されています。 以下のようなゼリースライダーUIの実装もReact Nativeで実現できます。

Uniwind 1.0.0が登場、HeroUI NativeがUniwindをサポート

ハイパフォーマンスなReact Native向けのTailwindバインディングであるUniwindの1.0.0が登場しました。

また、HeroUI NativeがUniwindに対応しました。 NativeWindからUniwindに移行することで、最大250%のパフォーマンスが向上しました。

React Native Reanimatedで新しいShared Element Transitionsの実装

React Native Reanimatedで、Shared Element TransitionsがNew Architectureに対応します。 これにより、パフォーマンスが向上し、iOSとAndroidで共通のC++実装がされるため、(React Native Reanimatedの)開発効率も上がっているようです。

https://github.com/software-mansion/react-native-reanimated/pull/7466

React NativeでAI搭載メモアプリを作る

Software MansionのブログでAI搭載メモアプリをつくる連載が始まりました。 React Native ExecuTorchやReact Native RAGなどを使い、デバイスのローカルで動作するAIメモアプリの作り方が解説されています。

https://blog.swmansion.com/building-an-ai-powered-note-taking-app-in-react-native-part-1-text-semantic-search-3f3c94a2f92b

Hermes v1では多くのBabelプラグインが削除されそう

React NativeのJSエンジンであるHermesの次期バージョンであるv1で、最近のJSの言語機能を多く利用できるようになったため、これまで必要だったBabelプラグインが削除されそうです。 これにより、トランスパイルする部分も減るため、JSのビルド時間も高速化されそうですね!

今週のひとこと

少しずつReact Native 0.83に向けて、旧Architectureの実装が削除などされているのが見えてきましたね。 2025年12月8日頃にReact Native 0.83がリリースされる予定なので、年末〜2026年にはNew Architectureに完全対応していきたいですね!